受け身文と能動態の違いと使い分け方

受け身文と能動態の違いと使い分け方

<動作主が特定され行為を受ける側が具体的な物である場合>
○Mike uses the computer
「マイクはそのコンピューターを使います
The computer is used by Mike
「そのコンピューターはマイクによって使われます
(ただし、状況によってマイクよりもコンピューターを強調したい場合は受け身でもOKです)

<受動態の方が適切な場合>
動作主が「一般の人々(世間一般に)
である場合。 @ Ichiro is known as a major leaguer
イチローはメジャーリーグ選手として知られている。
ここでby peopleはなくても分かるので省略されています。

A American people know Ichiro as a Japanese major league player
「アメリカの人々はイチローを日本人メジャーリーグ選手として知っている

@ Aの違いは何か?
A は「イチローは知られているにAは「アメリカの人々は知っている
に重点を置かれている点です。

つまり、能動態と受動態では強調する点が異なり、行為を受ける側を強調したい場合は受動態が望ましい、ということです。

@ His computer was broken by someone
「彼のコンピューターは誰かに壊されました
A Someone broke his computer
「誰かが彼のコンピューターを壊しました

日本語にしても、強調される主が変わるのが分かると思います。

<動作主が不要な場合や明白である場合>
Tom was taken to the hospital
「トムは病院に運ばれた
誰が運んだのかを説明する必要がない場合。

Tom was fired
「トムはクビになった

会社がクビにしたことは言うまでもない。

<行為者を明らかにしたくない時や、明らかにしない方がよいと思われる時>
実は、トムから借りた車を自分のミスで他の車にぶつけてしまい 「トム、君の車がぶつけられちゃった
という場合、
Tom, your car got crashed
もちろん、明らかに自分がぶつけ、いずれ事実が明らかになることが明白な場合には
I'm sorry Tom
I've crashed your car
と能動態で表現したほうが良いかもしれません。

<事故や災難で死亡、病院に搬送された場合等>
英語の交通事故ニュースでは次のような表現をよく耳にします。

Eight people were killed in a car accident this morning
「今朝、車の事故で8人が死亡しました
Two people have been hospitalized
「二人が入院しました
上記を参考にし、日本語につられて受け身を多用しすぎないよう注意しましょう。