直接話法と間接話法

直接話法と間接話法の解説

こちらで音声が聴けます

直接話法とは
「  」内に、実際に言った言葉をそのまま入れる。
小説などのセリフの部分です。

マイクは私に言いました、「僕、昨日、君の弟に会ったよ」と。
Mike said "I met your brother yesterday"
英語の場合は"quotation mark "で囲います。

間接話法
マイクは私に、彼がその日の前日に私の弟に会ったと言いました。
さて上記文の「  」内の表現がどのように変化しているか注意してみましょう。
「僕」→彼
「君の弟」→私の弟
「昨日」→前日
「僕、昨日君の弟に会ったよ」→彼は前日私の弟に会った。

時制の変化
met→had met(「言った」時点よりも前の出来事を表します)
He told me that he had met my brother the day before/the previous day.

「彼は私に〜と言った」
a) He said to me that(say to 人。toを忘れないように)
b) He told me that
「彼は〜と言った」
He said that〜

どちらでもよいが、(b)の表現の方がよくつかわれます。
注意:tell(told)は通常間接話法で使い直接法ではあまり使いません。

間接話法によって変わる指示名詞や副詞的修飾語
時制
直接話法→間接話法になることでsaidの時制にあわせなければいけない。
現在→過去、現在完了
過去→過去完了
過去完了→過去完了
will→would
shall→should
can→could
may→might

直接話法と間接話法の例文

今now→あの時then,
(1) 「私は今宿題をしています」と彼女は言った。
"I'm doing my homework now." she said.

彼女は、彼女がその時宿題をしていたと言いました。
She told me that she was doing her homework then."

(2)彼女は私にこう言いました「(私は)今それを出来ますよ」
She said to me "I can do it now."

彼女は、その時点でそれが出来ると言いました。
→She told me that she could do it then.

(3)今日today→あの日that day
「今日学校へ行ったよ」と彼は言った。
"I went to school today." he said.

彼は、あの日学校へ行ったと言いました。
→He said that he had gone to school that day.

(4)マイクは私に言いました「俺は今日会社に行かない」と。
Mike said to me "I will not go to the office today."

彼は、その日は会社へ行かないと言いました。
→He told me that he wouldn't go to the office that day.

(5)明日tomorrow→翌日(the) next day, the following day,
彼は私に言いました「僕、明日彼女に会うよ」と。
"I'm going to meet her tomorrow." he said.

彼は、その翌日彼女に会うと私に言いました。
→He told me that he was going to meet her the next day.

注意:話し手の言ったことを聞いたのが今日であればtoday,yesterdayはこのまま変わらない。

(昨日、今日、明日)が間接話法でどのように変化するか下記の2つのパターンを比較して説明しましょう。

パターン1
関係者Aさん(昨日)→あなた(今日)→Bさんの三人。

Aさんとあなたが昨日yesterday(1月1日)会話。
Bさんとあなたが今日today(1月2日)話をしています。

Aさん:「僕、明日(tomorrow)東京に行くよ」
(つまり東京へ行くのは「今日(today)」1月2日です)

あなたはそのことをBさんに伝えます。
「Aさんが、今日(today)東京へ行くと言っていましたよ」
(Aさんが言った「明日(tomorrow)」がBさんに伝えるときには「今日(today)」に変わりますね)

パターン2
関係者Aさん(今日)→あなた(今日)→Bさんの三人。

今日today(1月2日)、Aさんが、あなたに下記を言ったと仮定します。

Aさん:「僕、明日(tomorrow)東京に行くよ」
(つまり東京へ行くのは「明日(tomorrow)」です)
そのことをあなたはBさんに伝えます。

あなた「Aさんが明日(tomorrow)東京へ行くと言っていましたよ」
(「明日(tomorrow)」はそのまま変わりません)

つまり、間接話法ではAさんとあなたがいつ話をしたかに関係なく、あなたがBさんに伝達する時点(この状況では「今日(today)」を軸にしてAさんが東京へ行く日を伝えなければいけないわけです。

例1)
Bさんが今日、あなたに下記の質問したと仮定しましょう。
Bさん「Aさんいつ東京へ行くと言っていた?」

Aさんがあなたに「僕、明日(tomorrow)東京に行くよ」と言ったのが昨日(yesterday)であれば
あなた:
「今日です(today)。今頃東京についているかもしれませんね」

例2)
Bさん「Aさんいつ東京へ行くと言っていた?」
Aさんがあなたに
「僕、明日(tomorrow)東京に行くよ」と言ったのが今日(today)であれば

あなた
「明日です(tomorrow)。今頃荷造りしているかもしれませんね」

日本語で話す場合は難なく使える間接話法ですが、英語になると主語の「私」を「彼」に「明日」を「今日」へと瞬時に変換するのは簡単ではありません。

だから、どうしても直接話法だけを使ってしまう傾向があります。
間接話法も使えるように普段の学習で練習しましょう。

直接話法と間接話法Part2

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