Hiro's オンライン英会話レッスン
徹底したプライベートコーチングで
初級、中級の壁を乗り越える
徹底したコーチングであなたの夢をかなえます!
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短い質問であれば理解できるのに、長い文の質問になると理解できなくなる、という方が多いです。
次の質問の意味を訳してください。
① May I have your name please?
② Could you let me know the email address of the staff who gave a presentation at the meeting last week?
いかがでしょうか、両方とも理解できましたでしょうか。
単語の意味は理解できているのに、文全体の意味が理解できなかったという方は、今回お伝えする学習方法を試してください。
まず、聞き取れない原因はいくつかありますが、今回ここでは語順についてお話します。
日本語では文の最後の方に置かれる動詞で文の意味が大きく異なるのに対して、英語では動詞が文頭の方に置かれるので、文頭の情報が重要になります。
そして、長いセンテンスの英語質問を理解できない人の多くが、その頭の個所を聞き逃してしまっているか、文の最後まで記憶にとどめておけないのです。
例えば下記の日本語文をご覧ください
「先週私たちが行ったレストラン( )」
( )内には下記のような情報を入れることができます。
1、 の名前何だっけ?
2、 の場所覚えてる?
3、 の電話番号知っている?
4、 で食べた料理の名前何だっけ?
5、 の最寄りの駅の名前教えてくれる?
このように、日本語では最後の方の部分を聞き逃してしまうと、相手の言ったことが質問なのかどうかさえわかりません。
そのため、私たち日本人は無意識のうちに話者の発した言葉の最後の方に意識が行くようになっているのです。
しかし、英語では、これらの( )の部分が文頭に置かれます。
ここを聞き逃してしますと、これらの質問を聞いた後に、Close QuestionかOpen Questionかすら判断できません。
Close QuestionはYesかNoの答えを導く質問に対してOpenはそれ以外の質問です。
私のレッスンで質問力を鍛えるレッスンをすると、聞き取れない人は、最後まで聞いてから、頭から聞いた英語をぼそぼそとリピーティングしていることが多いようです。
これでは、聞いた英語を完璧に覚えていないといけないので、相当の記憶力がないと無理です。また、長い文を聞いた後に、さらに次の文が続いてくるとお手上げになります。
では、どうすればよいか。
まずは、頭の部分だけを聞き取る練習をします。
例えば
What was the name of the restaurant we went last week in Tokyo.
と聞いた瞬間に、文頭のWhat was the nameの「名前何だっけ?」の個所だけを訳します。
では練習です。
次の質問を瞬時に和訳してください。
Do you know?知っている?
What is the name? 名前何?
How did you find? どうやって見つけたの?
Who did you ask?誰に尋ねたの(おねがいしたの)?
Who asked you? 誰が尋ねたの(おねがいしたの)あなたに
これらの文の後に、どんなに長いセンテンス続いたとしても、まずは瞬時に文頭だけを訳する練習をします。
そして、慣れてきたら徐々にその後に訳文をつなげてゆく練習をします。
そうすることで耳に入ってくる情報を、小さな情報のかたまりごとに処理しながら、聞き進めてゆくことができるようになります。
この方法を先ほどの英語に応用してみましょう。
What was the name 名前何だっけ?
of the restaurant レストランの
we went last week 私たちが行った、先週
in Tokyo. 東京にある
そして、もう一つの学習のコツは、この訳をした後に日本語の語順に言い換えないということです。
英語の語順で訳をすると、不自然な日本語なので、どうしても自然な日本語に直したくなります。
それをしてはいけないということです。
この不自然な日本語に慣れることが英語リスニング、またリーディング上達のポイントのひとつです。
同様の方法でもうひとつ試してみましょう
Do you remember覚えてる?
the name of the new staff 例の新しいスタッフの
who gave a speech スピーチをした
at the welcome party 歓迎会で
last month? 先月
この学習法は、初心者から英検1級レベルを目指す上級者までが行える効果的な学習方法です。
私自身、英検1級の試験準備を始めた当時は、わからない単語が多かったのですが、その他に、単語の意味がすべて理解しているにもかかわらず、1回読んだだけでは文全体の意味がつかめないということがありました。
また、長い文の多いパッセージのリスニングなどはほぼお手上げ状態でした。
それが、この学習を地道に続けた結果、リーディング、リスニング共に飛躍的に伸びました。
先を急がず、目の前にある壁をひとつづクリアすることで着実に英語力はあがります。
地道に取り組んでください。
何事も、初めからうまくいくものはありません。
20世紀を代表する写真家、Henry Cartier-Bresson(へンリ・カルティエ=ブレッソン)は言っています。
"Your first 10,000 photographs are your worst."
「最初の10000枚の写真は. あなたの作品の中で一番出来が悪いのだ」
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