Hiro's オンライン英会話レッスン
徹底したプライベートコーチングで
初級、中級の壁を乗り越える
徹底したコーチングであなたの夢をかなえます!
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2つ前のメルマガでは「私が英語学習を始めた当時のレベル」についてお伝えしました。
20歳半ばで始めて英会話スクールに通い、レベルチェックでは10レベルの内、下から2番目だったことをお伝えしました。
今日は、その続きをお伝えしたいと思います。
英会話スクールには10回ほど受講し、通うのを止めてしまいました。 20万円近くは払っていたと思います。
では、私はなぜ途中で通うのを止めてしまったか。
理由は
1、2回のレッスンの内1回は必ず日本人講師の文法レッスンがあり、これがつまらなくて耐えられなかった。
2、通うのが面倒。
3、英語を話す機会がほとんどない。(もともと話せないのだから当然と言えば当然)
4、このスクールに通い続けても話せるようになる気がしなかった。
ここまでモチベーションが下がってしまうと、単にお金の問題ではなくなります。
お金を払った上に、その先費やす時間が無駄だと思ってしまったのでは、続ける理由はなくなります。
それから間もなく、私は東京の高田の馬場というところにある英会話喫茶を訪れることになります。
日本人や外国人、そして初対面の人とも、そこにいる人がコーヒーを飲みながら英語で自由に会話をするカフェです。
皆が楽しそうに英語で会話をしている中、私は彼らの横に座り、聞いているだけで、会話に交わることはほとんどありませんでした。
会話の内容をあまり理解できずにその場にいたのですが、何回か通ううちにNativeとNegativeと言う単語を混同して覚えてしまいました。
Negativeには否定的、後ろ向きなど、マイナスな意味がある、みたいなイメージがつかめていたのですが、だれかがnative speakerと言ったのを聞いた時にnegative speakerと混同し、native speakerには"話すのが得意でない人、みたいな意味があると勝手に決め込んでいました。
ある日、隣にいた学生らしき日本人男性が私に英語で話しかけてきたので、私はとっさに"I'm native speaker"と言ったのです。
"私は話すの下手ですから"と言ったつもりでした。
伝わっているのは"私は母国語を話します"という、変な意味みになります。
我々が英語のレッスンなどで欧米人をNative speakerと言うときは、正確にはa native speaker in/of Englishのことで、英語を母国語で話す人のことを意味しています。
私が本当の意味に知るのは数か月後のことです。 一瞬きょとんとして私の顔を見たかと思ったら、すぐ私に背を向けた、あの学生らしき日本人の気持ちが分かったような気がしました。 「こいつは話にならん」とでも思ったのでしょう。
私は何か効率の良い勉強方法はないかと考えていたところ、その英会話喫茶ではネイティブの個人レッスンを行っていることを知り、さっそくプライベートレッスンを受けることにしたのです。
今思えば、無謀なやりかたでした。
ネーティブとのレッスンは基本的には教科書を使わないフリートーキングです。
毎回、紙とペンを用意して私が状況を紙に絵をかきながら伝えたいことを片言以下の英語で話ます。 講師が必要に応じて単語を教えてくれるという内容です。
当時私は不動産に興味があり、不動産宅地取引主任者の資格を得ていました。
銀行から住宅ローンを組んで家を購入するまでの説明を英語でするために次のようなレッスンをしていました。
例えば私が銀行のBankという単語を知らなければ、四角い簡単な建物の絵を描き、その上にドルのマークを書き込むと講師は"Bank"と言い、私が"Yes, bank,bank"とリピートして覚えます。
その紙を相手に渡し、私が相手を指さして
"You bank. You money me. "と相手を指した指を今度は自分に向けると講師は
"Oh, you borrow money from a bank."
"Yes, borrow money, borrow money"
日本語にすると
講師が「ああ、君は銀行からお金を借りるんだね」というと
私が「そう、お金借りる、お金借りる」
なんて、こんな感じてレッスンが進んでいました。
こんな学習方法で英語を身に着けた人を私はあったことがありませんし、お勧めもしません。ただ、当時の私はこの方法が楽しかったのです。
初めてネイティブと1対1でコミュニケーションが取れることに興奮していたので、学習効率などどうでもよかったのです。
後々、私はこの喫茶のオーナーからアメリカに支社をもつ不動産会社の社長を紹介していただきき、その会社へ入社して1年後にアメリカで5年仕事をすることになります。
興味があるからというだけで不動産取引主任者の資格をとり、イラストを手に、必死になって身振り手振りで原始的なコミュニケーションをはかろうとする私の姿に、ひょっとしたら何かを感じてもらえたのかもしれません。
当時の私のTOEICのスコアは280点台でした。
2、3年もアメリカで生活すれば、帰国するころには流ちょうに英語が話せるようになるだろうと胸がはちきれんばかりの期待をしていました。
その期待がもろくも崩れるまで、渡米してから1か月かかりませんでした。
私があと5か月で30歳になるという頃です。
さて、ここまでが私が30歳直前の英語力と、それまでの学習記録です。
それまで、私がいかに英語ができなかったか、ということがをわかっていただけたかと思います。
この続きは、アメリカで仕事をするようになってから、私の英語学習に対する態度がどのように変わったかをお伝えしてゆきたいと思います。
アメリカで2,3年も生活すれば英語が上手になると思っていませんか。
現地で私は多くの日本人の方にお会いしました。 アメリカでの生活が5年、10年、中には20年などという方もいたのですが、その中で英語を流ちょうに話される方はごく一部でした。 中には留学生も含まれます。
では、この続きをご期待ください。
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