効果的な英単語学習法のマスター
このセクションでは、読者の皆様に英単語の効果的な学習法をご紹介します。通常の教材が提供する一方向の学習法ではなく、実際のコミュニケーションに役立つ、日本語から英語へのアプローチを採用し、単語の習得から実際の会話への応用までをサポートします。
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一般的に販売されている単語教材は英語→日本語の順で収録されているものがほとんどです。 これだと英語を聴いた瞬間に日本語の意味を理解できるようにはなりますが、その単語を会話で使えるようにするためには、その反対のパターン、つまり日本語→英語の順で練習する必要があります。
日本語を聴いた時、瞬時に英語が言えるようになるまで学習を続けます。
例えば、リンゴを見た瞬間にappleアップルと言えるのと同じくらいのレベルまで、それぞれの単語の認識度をあげることが目標です。
単語によっては2,3回で簡単に覚えられるものから数十回練習しても覚えられないものまであります。
単語をコロケーション(連語)で覚えることです。
例えば、上演する[perform]であれば、perform a play[劇を上演する]のようにセットで覚えてしまうのです。
また過去形がedにならない不規則動詞の場合は過去形で連語を作るとよいです。
例えば Grow[育てる] I grew some kinds of vegetables.[いくつかの種類の野菜を育てた]
初級者の場合は、動詞から覚えることをお勧めします。
そのわけは、英語は[主語-動詞]の語順で話しますが、日本人はこの語順が中々身につきにくいのです。どうしても、いざ英語を話すとなると日本語の語順になりがちです。
そのために、動詞を覚える際に主語との組み合わせて覚えることで、主語-動詞の語順を徹底して身体に覚え込ませるのです。また、この際に目的語を必要とする[他動詞]を覚える際は目的語まで入れてセットで覚えます。
例)
(ある)野球の試合を見た
I watched a baseball game.
彼女はその試験に合格した。
She passed the exam.
私がお勧めしている方法の重要ポイントは"考えないこと"です。
例えば
捕まえる[catch]-[私は大きな魚を釣った(捕まえた)]I caught a big fish.
もし皆さんが[捕まえる]という日本語を聴いた時に答えが分からない時、「なんだろう?」と一瞬考えませんか?
ここで大切なのは瞬時に答えられないものは考えずに、すぐに答えを聴いてリピートすることです。そのために、録音したものを聴く場合は止めずに聴きます。
おのずと考える間もなく英語が出てくるのでそれをリピートします。目標は、その英語が出る前に瞬時に英語で答えられるようにすることです。
最悪なのは、考えた末に間違えた単語を口にしてしまうことです。これで間違えた単語を脳にインプットしてしまうことになり、同じような間違いを犯す可能性が高くなるのです。
覚えてしまったものを全く復習しないと当然忘れます。それを防ぐために数日空けてから、録音機を倍速にして聴きます。はじめは2,3日空けて、その後1週間、と空ける間隔を徐々に広げてゆきます。
そうしないと、新たに覚える単語に割く学習時間が無くなってしまいます。倍速にするわけは、時間の節約です。10分で50個の単語を収録してある場合、倍速にすることで100の単語を復習することが可能です。また倍速にすることで集中力が増します。
ここで紹介している教材は
私が利用しているThe Japan timesの[英検 出る順で最短合格単熟語]の数は下記の通りです。
5級[約300]
4級[約320]
3級[約660]
準2級[約880]
2級[約1080](構文を含む)
準1級[約1380]
1級[1680]
合計すると6,300です。この数字はあくまでも目安です。3級~準2級程度でも十分日常会話が楽しめるレベルになります。
注意:これらの教材のCDは[英単語→日本語約+英語例文]の順で収録されていまます。一通りこの教材で学習した後、この中から特に身につけたい単語をIC録音機などを利用し、自分の声で[日本語→英語]を録音します。 その際、英語の発音がきちんとできるように、何度かネイティブの発音をまねて練習してから録音します。その時点で正しい発音が身につきます。
始めのころは中々学習効果は表れません。何度やっても覚えられないと、自己嫌悪に陥ってしまうことでしょう。少し穴のあいた白いカップに水を注いでいる光景を思い浮かべてください。
コップに水を注いでも、その半分以上が穴から流れ落ちてしまいます。
それでも、水を注ぎ続けると徐々に、コップの中の水かさが上がってくるのですが、カップの側面から見ていると、どこまで水がたまっているのかが分かりません。
その後もさらに水を注ぎ続けると、いよいよカップから水があふれ出してきます。
このあふれ出てきた水が、単語学習では会話に使えるようになる単語だと思ってください。
始めのうちは、頑張っている割には中々数が覚えられません。コップから水があるれる前の段階です。この状態が一番つらいところです。
この単語学習同様、英語学習は初級者レベルのころが一番成果を感じにくいレベルでもあるのです。
どんなに学習しても進歩を実感しにくいのです。
英語学習途中で挫折してしまう人の多くが、この初級レベルの人たちあることは、このことからもうなずけると思います。
話は少し脱線してしまいましたが、要はすぐに成果が表れなくても、あきらめずに継続することが大切だということです。一日15分~30分学習の学習を最低1カ月毎日継続してみてください。
自分でも驚く瞬間を体験する日が必ずやってきます。
その驚く瞬間とは、それまで覚えられなかった単語がある日、日本語を聴いた時に瞬時に口から出てくるという体験です。
やればやった分だけ身につく、ということが体験できると、この学習は楽しくて仕方なくなり、逆にこの学習を止めることができなくなります。
英会話力は[文法力×語彙力]です。文法を理解し、語い力を増やすことで面白いように英語が話せるようになってきます。
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