英語センテンスを音読暗記

英語センテンスの音読暗記のメリットとデメリット

私がアメリカに5年滞在した初めの1年間は、NHKの「基礎英語」「やさしいビジネス英会話」そして時事英語の「茅ヶ崎メソッド」を、毎日約2時間前後暗記しまくりました。 それを半年間継続して「基礎英語」「やさしいビジネス英会話」を、半年分(各6冊)丸暗記しました。

「茅ヶ崎メソッド」に関しては、当時の私にとってはレベルが高すぎ、1か月分も暗記することができませんでした。 さてこの学習体験から暗記学習のメリット、そしてデメリットを私なりにお伝えします。

センテンス音読暗記のメリット
1) 英語のリズムがつかめるという点。
2) must, may, might, should、などの助詞の使いわけが出来るようになったことで、微妙なニュアンスの表現の違いが身に着いた。
3) 「言った」「言うはずだった」「言うべきだった」など、(助詞+現在完了形)の表現が出来るようになった。
4) 口が疲れるほどの訓練をしたおかげで、発音が数段良くなった。
5) 暗記力が良くなった(当初は「やさビジ」を1ページ暗記するのに2,3時間かかっていたのが、6ヶ月後には1時間以内で暗記が可能になった)
6) 文法を学習しない割に、語順が自然に身体にしみこんでいった。(ただ、当時は基本的な文法を理解していなかったので、この点においては十分に理解したとは言えない)
等などです。

センテンスの音読暗記のデメリット
この暗記学習は、私に多くのメリットをもたらしてくれましたが、あえてデメリットをあげれば、費やした時間の割に、英語を組み立てる能力がそれほど伸びなかった、という点でしょう。

これらの点から言えること。
英語のセンテンスを丸暗記することのメリットは大です。
その時の私の具体的な学習方法は

1)音声付きの教材を使い、ネイティブの発音をマネすること。
2)はじめは覚えやすいようにセンテンスを短くし、慣れてきたら長いセンテンスを音声の後に繰り返す。(この際、暗記しようとせず、口が自然と覚えるくらいリピーティングを繰り返す)
4)リピーティングで口が慣れてきたら、音声教材の後からワンテンポ遅れて重なるように発音する(シャドーイング)
3)口が自然と動くようになってきた時点で、はじめて暗記するために集中する。
4)日本語を見てから英語にしてみる。その後英語音声を聞いて、どこまで正しいか、どこが間違っているかをチェック。 5)1ページ暗記するまで、これを繰り返す。

上記学習を始める段階で、英語の意味はすべて理解しておきます。 この学習を1日数30分でも行うことができれば、徐々に英語舌が出来あがってゆく実感がつかめるはずです。 ポイントは頭で英語センテンスを覚えようとするのではなく、口が自然に覚えるくらい何回も繰り返し行うことです。

ためしに、だまされたと思って1ヶ月間行ってみてください。 そして、休日の日には1日3〜5時間ぶっ通して実行してみてください。 私が初めて1日5時間音読に挑戦した時は、自分の中に埋もれていた能力が開花したような不思議な体験でした。

上記学習のデメリットの、英語の組み立て力の不足を補うために、私がその後に行った学習はアメリカの友人に頼み、私が書いた英語日記を添削してもらうことでした。 これについては、次の機会にご紹介します。

追記:NHKラジオの「やさしいビジネス英会話」は私の超お勧め教材なのですが、当プラジオログラムは終了したと聞きました。 でも、CD付きの教材がAmazonで手に入ります。ちなみに講師は<杉田敏>さんです。 中古であれば100円以下で購入できるものもあります。