仮定法過去と仮定法過去完了

仮定法過去と仮定法過去完了

「もし君が行くなら僕も行くよ」(直説法=現実の話)
If you go, I will go with you.

「明日雨が降ったら家にいます」
If it rains tomorrow, I will stay home.

If節は未来のことであっても現在形。

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<仮定法過去>
「もし私が君だったら、私はそんなことはしないよ」(仮定法=現実ではない)

このように「もし〜ならば….だ」の表現には現実と、非現実の二つの表現があり、その区別をつけるために動詞の形を変えなくてはいけません。
仮定法はあり得ない話であり、現実の話と区別するために
If節を過去形にし、従属節の助動詞も過去形になるので、
<仮定法過去>といわれます。

If I was you, I would not do such a thing.
そして
仮定法過去では主語に関係なくwas→wereとなり
If I were you, I would not do such a thing.
となります。

※会話ではIf I was youと言い方がされることもありますが、試験ではNGです。
(例)
「もし私がお金持ちだったら君に家を買ってあげるのになあ」
If I were rich, I would buy you a house.

「買ってあげられるのになあ」であれば
If I were rich, I could buy you a house.

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<仮定法過去完了>
過去の現実と反対の仮定を述べる場合の基本文型は下記の通りです。

<If+S+had+過去分詞,S+{would,should,could,,must}+have+過去分詞>
would(だろう),should(べき),could(できた),must(ちがいない)

4)「もし私がそのことを知っていたなら、私はそのパーティーに来ただろう」
If I had known about it, I would have come to the party.

「もし私がそのことを知っていたなら、私はそのパーティーに来ることができただろう」
If I had known about it, I could have come to the party.

「もし彼がそのことを知っていたなら、彼はそのパーティーに来たに違いない」
If he had known about it, he must have come to the party.

短縮形
could have=could've (クダヴ)
would have=would've(ウダヴ)
must have=must've(マスタヴ)
should have=should've(シュダヴ)

仮定法以外にも下記のような表現で使えます。
「君の忠告を聞いておけばよかった」
I should've listened to you.

乗っていた電車が事故を起こし、自分は無傷だったが隣座席の人が大けがをして
「(大けがをしたのが)自分だったかもしれない(可能性もある)」
It could've been me.

「あんなこと彼女に言うべきでなかった」
I shouldn't have said that to her.

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このように、「仮定法過去」や「仮定法過去完了」は日常会話の中でよく使われる表現ですが、この文法を理解せずには伝えることができません。 言い方を変えれば、この文法を理解することで英語表現の幅がぐっと広くなるということです。

私の英文添削や英会話レッスンでは、生徒様たちに練習してもらうことで、このような表現もどんどん使えるようになっています。