wishとhopeの使い分け

「wish」と「hope」の使い分けと練習

このセクションでは、「wish」と「hope」の使い分けを学びます。「wish」は主に現在や未来の実現不可能な状況や過去の後悔に関する願いを表現するのに使われます。一方で、「hope」は将来実現可能な願いや期待を表現する際に使います。

wishとhopeの使い分け

I wish S+過去形(※be動詞の場合はwere)　（現在、未来に実際起きないこと、もしくは起こりえないことに対し）
Ｓが～だったら（したら）いいのになあ。

I wish S+had+過去分詞（過去にできなかった、やらなかったことにたいして）
（あの時）～していたら（できていたら）よかったのになあ。

I hope S～（将来、実際に起きることを願って)
～する（できる）ことを願っています

君がここにいてくれたらいいのに。（実際にはいない）
I wish you were here.
(過去を振り返って）君がここにいてくれたらよかったのに（実際にはいなかった）
I wish you had been here.
あなたがここにいてくれることを願っています。（現実になることを願う）
I hope you will be here.
それが出来たらいいのですが。（実際はできない）
I wish I could do it.
(過去を振り返って）それが出来たらよかったのに。（実際はできなかった）
I wish I had been able to do it.
それができることを願っています（これから行う）
I hope I can do it.
彼みたいに上手に歌えたらいいのになあ（実際は歌えない）
I wish I could sing well like him.
(過去を振り返って）彼みたいに上手に歌えたらよかったのに。（実際は歌えなかった）
I wish I had been able to sing well like him.
彼みたいに上手に歌えることを願っています。（これから歌う）
I hope I can sing well like him.

「wish」と「hope」の使い分けと練習