YesとNoの使い分け: 日本人がよく犯す間違いとその解決法
このページでは、日本人がよく犯す「Yes」と「No」の使い分けに関する間違いを解説します。特に、否定疑問文に対する答え方が難しく、日本語と英語での考え方の違いが影響しています。日本語では「はい、その通り」「いいえ、違います」という形で答えることが多いですが、英語では答えが肯定か否定かによって「Yes」か「No」が決まります。この違いを理解し、正確な使い方をマスターするための具体的な例と解説を提供します。
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日本人がよく間違えるYesとNoの使い分け。
「彼を見た?」
「いいえ」
Did you see him?
No, I didn't.
では次の質問はどうでしょうか。
「彼を見なかったの?」
「うん、見なかったよ」
Didn't you see him?
Yes, I didn't see him.
これが日本人が犯す典型的な間違いです。
正解は
No, I didn't see him.
なぜこのような間違いをしてしまうのか。
日本語の
「はい、見ませんでした」
の「はい」は「はい、その通り」「いいえ、違います」と、まず相手の言葉を否定したり肯定したりするわけです。その後に、「見た」「見ない」と言うので
「はい、みませんでした」はい=肯定+見ませんでした=否定のように、ひとつの答えの中に「肯定+否定」のように肯定と否定が一緒になってしまうわけです。
一方英語は相手の言うことに関係なく、答えが否定か肯定かによってYes,Noが決まります。
答えが肯定であればYes
Yes, I saw him.
答えが否定であればNo
No, I didn't see him.
例えば殺人事件に関する取り調べて警察官があなたに対して
So, you didn't kill her.
「ということは、君が彼女を殺したのではないね」
「はい、違います」
を英語で言うと?
No, I didn't.
ですね。
このような場合、日本語と同じように相手の言ったことに対して、「その通り」と言う場合には
That's right!もしくは単にRight.
と言った後に
I didn't kill her.
と言えばよいのです。
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