Hiro's オンライン英会話レッスン
徹底したプライベートコーチングで
初級、中級の壁を乗り越える
徹底したコーチングであなたの夢をかなえます!
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同じことも繰り返し継続していると変化が現れます。
私が英検1級に合格して6年が経ちます。当時はそれを自慢できるほどの英語力が自分にあるとは考えていなかったので、それ以降も自分の英語力をさらに上達させるために外国人講師のレッスンを毎日受講し、そして反訳トレーニングも毎日行うようにしています。
時々さぼることもありますがね。
次の英語を見てください。
One of the most famous mutinies in history occurred in 1789 on a British naval ship, the Bounty. While sailing from Tahiti to the Caribbean, 18 members of the Bounty's crew seized the captain, William Bligh, and set him adrift in a small boat along with his loyal crewmen. Remarkably, Bligh managed to reach land. He returned to England a year later and published his account of the mutiny. In response relatives of two of the mutineers began a campaign that succeeded in turning public opinion against Bligh. The mutiny was portrayed as a reaction against a cruel tyrant who imposed harsh punishments for minor offenses. This reputation stayed with Bligh for the rest of his career…
これは私が毎日反訳トレーニング用に使っている教材で旺文社から出版されている「英検1級 文で覚える単熟語」です。略して文単と言っています。
実際のこのパッセージはこの量の倍ほどあります。日本語の訳文を英文に訳するトレーニングです。
初めて取り掛かった時は1パッセージを目標時間内で反訳できるようなるまで2時間ほどかかりました。私の場合はCDのネイティブの長さに50秒を加えます。
あまり短いとハードルが高くなり中々先へ進めなくなるので心が折れてしまい、持ち時間が多すぎると、少ない回数で達成できてしまうため、練習回数が不十分になっていまいます。
今では先ほどのパッセージをCDと同じくらいの速さの1分半程度で反訳ができます。昨年11月からこの文単を使っての反訳を始めたのですが、現在24のパッセージまで反訳ができるようになり、本日、その24の反訳を1時間10分で反訳することができました。
1つパッセージを覚えるのに2時間かかっていたのが、今ではその約半分の時間の1時間10分で24のパッセージの反訳ができています。 先ほど読み上げた英語の約50倍の量です。
日々同じことを繰り返し練習するわけですが、この3か月間で私の英語力にも変化が現れたことを実感しています。
私のレッスン受講開始当時、自己紹介程度しか英語で言えなかった方が、今では次のようなに日本語を英語にする反トレを日々行っています。
「ゴキブリは世界で最も人気のない昆虫の一つであるに違いない。一部の文化ではゴキブリは食用と考えられているが、おそらく誰もゴキブリが愛らしいとはおもわないだろう。」 英語にするとこうなります。
Cockroaches must be one of the least popular insects in the world. Although in some cultures they are considered edible, probably nobody finds them lovable.英検準1級文で覚える単熟語より
1パッセージの量が今読み上げた文の10倍くらいの量になります。この生徒さんは今では今読み上げたパッセージの反訳を2分以内でできます。 そして、1日の学習で10ものパッセージ、つまりこの量の100倍の反訳が出来ています。会話の中でも文を組み立てるのがだいぶ楽になっているのが実感できると本人も述べています。
さて、ここで皆さんに知っていただきたいのは、反訳トレーニングというのはいたって単純な学習です。 取り組む際の注意点についてはいくつかありますが、それは別の機会にお伝えするとして、基本的には毎日同じパッセージや例文の反訳を復習しながら、新しいものを覚えてゆくだけの単調なトレーニングです。
しかし、その単調なトレーニングの繰り返しを毎日行ってゆくと、徐々に自分の英語力に変化が現れてくるのがわります。
聞き取れる英語が増えてきた、英会話をしている際、口の動きが良くなってきた、反訳で覚えたフレーズが使えた、または自分で文を作るスキルが上がっている等々、実感できるようになります。
私もこれまで様々な学習を行ってきました。その中で皆さんにお伝えしたいことは、英会話の学習をするうえで大事なことは、結果がでるまで一つのことをやり続ける、ということです。
もし皆さんの中に、あれこれ手を出してすべて中途半端になり、上達を感じられないという方がいるようでしたら、是非この反訳をトライしてみてください。
単純な同じ学習の繰り返しであっても、トレーニングの量が増えることで英語の学習密度が劇的に上がってゆきます。 そうすることで、同じ1時間でも英語に触れる量が増え、その結果英語力があがってゆきます。
反訳トレーニングは山登りのようなものです。ただひたすら歩き続けるだけかもしれませんが、先に進むにつれ周りの景色がどんどん変わってゆきます。結果がでるこという確信が得られると、日々のトレーニングが苦痛でなく、むしろ楽しくなります。
世界のトップアスリートや一流の楽器演奏者たちは決して特別なことを行っているわけではないと思います。 多少違うことはやっているかもしれませんが、間違いなく言えるのは2流3流の選手が行っているような誰でもできることを、誰もが出来ないほどの練習量をこなしているということです。
学生の方であれば学校の教科書でも良いでしょう。できれば音声が付いている教材が理想ですが。 一冊を最初から最後まで、日本語から英語に反訳出来るようになるまで練習してみてください。皆さんの英語力は劇的に変わるはずです。
そんなこと出来るかな、と思うかもしれません。 私のレッスンを受講されている方は例外なく私が与える課題をみて、そのレベルの高さにひるみます。 受講生の方の2レベルほど上に設定した教科書を選んで反訳していただきます。
だからこそ、それをやり切った時のレベルは開始当時とは比べ物ならないほど上がっているわけです。 そして、それが自信につながるわけです。
10レベルの内、2レベルの人が4レベルの人の英会話を聞いた時、自分にあのレベルに上がれるだろうかと不安になります。 でも実際に4レベルに達すると、出来るかどうか不安だったことができることで、次に6のレベルの人の英語を聞いた時に、自分にもできるという自信につながります。 過去の成功体験が自信となり、次への行動へとつながって好循環を作り上げてゆきます。
では皆さん、今日も一日、焦らず怠けず、一歩ずつ地道に歩んでゆきましょう。
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反訳トレーニング例文集(瞬間和文英訳)
英語スピーキング力を高めるためのトレーニングです。地道なトレーニングで上達を実感してください。