英文法学習が嫌いな人へのメッセージ
Hiro's オンライン英会話レッスン
徹底したプライベートコーチングで
初級、中級の壁を乗り越える
徹底したコーチングであなたの夢をかなえます!
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私は英語学習を始めてから、始めの10年間は文法の勉強などほとんど行ないませんでしたが、その私の経験からいっても英文法の学習は強くお勧めします。
ただし、学習の必要性と学習タイミングは、学習者の目標とレベル、目標達成までの期間、そして英文法への学習意欲をどれくらい持っているかによって異なる、ということ付け加えておきます。
たとえば、今年中に外国人の友達を作りたい、というのが目的であれば必要なのは文法力よりも、むしろ度胸でしょう。
英語カフェなどへ行けば、片言の英語でも友達を作ることは可能です。
私自身も超初級レベルの頃、東京にある英会話カフェに行き、身振りでぶりで話をしながらでも外国人の友達を作っていました。
現に、私の受講者の方の中にも、英文法をあまり理解しなくても、毎回のレッスンでスムーズに30、40分くらいの英会話ができる人もいます。
また、中学の英文法すら十分理解できていない状態で、英語で行われるプライベートパイロットの面接試験まで合格したかたおられます。
もしこの方に、文法の学習を最優先させていたならば、目標へ達するまでの時間は何年も大幅に遅れていたに違いありません。
私はアメリカ滞在期間中にカリフォルニア不動産ブローカーズ試験に合格しました。
これは日本の宅地建物不動産取引主任者に相当する試験ですが、私はその時点で冠詞や三単現のSすらあまり理解していませんでした。
もし私が英文法の学習から始めていたならば、この試験に合格することなく帰国していたはずです。
さて、ここまで英語文法を勉強しなくてもできること、についてお伝えしてきました。
文法嫌いの人は少し安心したのではないでしょうか。
私が学生時代に英語の授業が嫌いになった理由は、先生の文法説明が理解できず、品詞の説明などは、それ自体が外国語を聞いている感じでした。
現在完了形の説明については、中学の時のクラスで受けた授業のことを今でも覚えています。
何を覚えているかというと、先生の話していることがちんぷんかんぷんで、全く理解できなかった、ということです。
私が20歳半ばで初めて英会話学校に通い始めた時、20万ほどのお金を払ったにもかかわらず、10回程度受講して通うのをやめてしまいました。
その理由の一つに、2回に1回は必ず文法の授業を受けなければならなかったからです。
それが、とても苦痛で仕方がありませんでした。
私は極度の英文法アレルギーだったと言えます。
無理やり嫌なことをやって途中で挫折してしまうくらいであれば、遠回りになってもいいから少しでも楽しめることをやって継続したほうが良い、と私が考えているのは、このような自分の体験があるのと、同じような人を何人も見てきているからです。
特に文法を勉強しなくても、数年か英語に触れてゆく中で、外国人の友達が出来たり、洋書や英語のドラマを楽しめるようになると、いずれある段階で色々と壁を感じるようになるでしょう。
その中の一つが文法の壁です。
私の場合、外国人の友達が何人できても、自分の英語がブロークンだと分かっているので、いつまでたっても自信をもって話すことができませんでした。
または、洋書が楽しめるようになっても、いたるところに理解できない個所がある。
単語の意味は全部わかるのに、文全体の意味が理解できない、など、これらは基本的な文法が理解できていないことに原因がありました。
山登りでは登山靴やトレッキングポールのような杖などなくても、スニーカーにTシャツ姿でも500メートルクラスの山であれば登れますよね。
新鮮な空気とすばらしい景色を楽しむことができます。
英語の文法もそれに似ており、文法など勉強しなくてもある一定のところまでは英会話が出来るようになるし、現にブロークンイングリッシュで友達も作れます。
しかし、ある一定のレベルよりさらに上に登ろうとした時に、この文法の壁にぶつかるのです。
Tシャツとスニーカーだけでは登れない山があるのと同じです。
私が文法の学習を始めたのはアメリカで5年生活し帰国してからのことです。
アメリカへ行く直前のTOEICのスコアが300点以下でした。
帰国してから約半年後、英語を教える機会ができたことから始めて真剣に文法の学習を始めることになりましたのですが、ありがたいことにその時には文法へのアレルギーが無くなっていました。
機が熟していたと言えます。
それどころか、英語の参考書を読み進めながら「ああ、そういうことだったのかあ!英語にはこんなルールーがあったのか」と、それまで解けないでいたパズルがどんどん解けてゆくような快感と感動の連続でした。
以前は何を説明されても頭に入ってこなかった文法の説明が、脳に心地よく吸収されていくような感覚でした。
英語学習開始の段階で大嫌いな文法から始めて、いつまでも入り口周辺でうろうろしたり、挫折するくらいであれば、まずは文法を無視して行けるところまで前進すれば良いのです。
学習の過程で、自分の英語力には何が不足し、何をすればよかが見えるようになってきます。
そのすべきことの中には、ほぼ間違いなく英文法が現れることでしょう。
自分で必要だと感じた時に自主的に勉強するのと、人から言われたからやるのとでは吸収するスピートに違いが現れます。
そうやって、日々英語に触れ続けることで、自分の意思で自分がやるべきことを決められるようになるでしょう。
全ての道は、頂上へ向かっています。急がず、怠けず、1日1日、地道に学習を続けてゆきましょう。
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