Hiro's オンライン英会話レッスン
徹底したプライベートコーチングで
初級、中級の壁を乗り越える
徹底したコーチングであなたの夢をかなえます!
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私がアメリカへ転勤になった時、私は30歳になろうとしていました。 当時の私のTOEICレベルは280点代ということを前回のメールでお知らせしました。
皆さんの中にはアメリカで2、3年も生活すれば英語が上達するだろうと考えている人は多いと思います。
でも、私が現地で出会った日本人の中で、3年以上アメリカに住んでいて英語が流ちょうに話せる人は10人に一人くらいしかいませんでした。
そして、英語の話せる人たちに共通していることは努力して英語力を身に着けたということです。当然と言えば当然のことです。
床屋みたいに椅子に座っているだけで、店から出てくるときには頭がすっきりするのとはわけが違います。
のほほんとアメリカに住んでいるだけで英語が話せるぐらいであれば、高額な英会話学校は皆倒産してしまいます。
これほど当たり前なことを、私はアメリカで生活し始めるまであまり考えていませんでした。
アメリカに何年も住んでいながら英語の話せない日本人の方々とお会いし、私は焦ると同時にお尻に火が付きました。
渡米3か月ほど経過したころ、ビザの関係でいったん帰国したさい、私はNHKの教材をバックナンバーで半年分ほど取り寄せました。
「基礎英語」と「やさしいビジネス英会話」です。
当時の私の英語レベルでは「基礎英語」がちょうどよいレベルでした。
「やさしいビジネス英会話」は私にとってはかなりハイレベルでした。
この教材は現在「実践ビジネス英語」とタイトルが変わっているようです。
それらをアメリカへ持って行き、毎日仕事の後に2,3時間ひたすら音読、リピーティング、シャドイングを行いながら1か月にそれぞれ1冊ペースで暗記してゆきました。
暗記したものはシャワーを浴びながら口に出して練習するなど、渡米する前の自分とは別人のように学習していました。
そのような学習を1日平均3時間程度、毎日半年間続けました。 たくさんのフレーズを覚えることで私の英語力は確実に上達している、という実感が持てました。
その間、私にはアメリ人の友達もでき一緒に映画を観たり食事をする機会にも恵まれました。会社が私のためにプライベートの英語講師を雇ってくれました。
その講師が私のオフィに出向いてくれ、仕事中に1日2時間程度、週に4日プライベートレッスンを行ってくれたのです。教科書を使わないフリートークです。
自分で教科書を使った学習をしていたので、講師とのレッスンはフリートーキングを私のほうから希望したのです。
このプライベートレッスンは2か月程度行ったと記憶しています。これだけの集中レッスンを行えば間違いなく私の英会話力は一気に上がると期待しました。
ところが変なことに、教科書の暗記を行っている時は上達を感じるのですが、アメリカ人の友達や講師と英語で話すときは中々上達を実感できないのです。
教科書の英文をどんどん覚えていったので、この学習をとても楽しく感じていたのに、会話をしている時はストレスの連続でした。
その理由がなぜなのか当時は理解できませんでしたが、今でははっきりと説明ができます。
1、教科書を使った学習はゼロからのスタートであり、単語やフレーズを覚えるごとにゼロから1,2,3と進んでゆくので上達の実感できます。
それに対してネイティブとのフリートーキングは私のレベルをゼロとし相手のレベルを100とすると、私が1,2,3と進んだところで、開きが100から99,98,97と縮むだけなので、その違いがほとんど見えないのです。
2、効果的な会話は、一つトピックスを決め、それについて受講者がある程度話せるようになるまで繰り返し行うことなのですが、私と講師が行ったのは雑談がほとんどで、私が講師の話している内容を十分に理解できないまま、また私の考えなど話せるようになる前に、次から次へとトピックスが変わってゆきました。
これはテニスに例えると、大阪なおみがテニスのずぶの素人の私に対して、手加減せずにボールを打ち込んでゲームをしているようなものです
何が何だかわからないうちに2か月などあっという間に過ぎてしまいました。
とはいえ、決して私の英語力が上達していなかったわけではありません。ただ、ネイティブと話をしている時は、ネイティブと私の英語レベルのギャップが大きすぎて、自分の上達を中々感じられなかったというだけなのです。
下りのエスカレーターを上に向かって歩いても歩いても中々先に進まないようなストレスはアメリカにいた5年間どころか今でも続いています。
しかし、それはずっと先にある遠くの目標に焦点を置きながら進んでいるから感じることであり、後ろを振り返ればスタート地点はずっとずっと下のほうに小さな点として見え、どれだけの距離を登ってきたかは一目瞭然です。
さて、話は少しそれてしまいましたが、アメリカでネイティブ講師のレッスンが終了してから、不動産の資格試験を受けることに目標をシフトしました。
この資格は日本の不動産宅地建物取引主任者に相当する資格試験です。
私はアメリカから帰国するまでの5年間の間、特に文法の勉強をすることがありませんでした。
冠詞や三単現のSなどのような、超基本的なことまでも理解することない状態でカリフォルニアの不動産セールスパーソン、そしてその上のブローカーズライセンスにどうやって合格することができたのか、次回はその勉強方法についてお伝えしようと思います。
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