Hiro's オンライン英会話レッスン
徹底したプライベートコーチングで
初級、中級の壁を乗り越える
徹底したコーチングであなたの夢をかなえます!
聞き取れない英語の質問を聞き取れるようにする学習法
英語での質問が聞き取れない、または質問文が作れない原因と、そのスキル上達方法。 英語は文頭が肝心です。
英語の質問では文頭の、Do you/Did you/Are you going to/What/Whyを聞き逃してしまっては何を質問されているのかわからなくなります。
日本語と英語では動詞の位置が前後逆になる
動詞や疑問詞が日本語では文末に置くのに対し、英語では文頭になります。下記の文をご覧下さい。
「先週、私たちが二人で行ったレストランの名前(……)」
日本語では、上記文の(….)の個所を話者が言うまでは、これが疑問文かどうかわかりません。
では(….)内に入れる下記の日本語と英語をご覧ください。
.....を覚えてる?Do you remember.....
.....を知ってる?Do you know.....?
.....何だっけ?What was.....
.....をメールで知らせてくれる? Could you email me.....
.....何で忘れちゃうの? How can you forget.....
.....この雑誌に載っているよ。This magazine has~
ご覧の通り、(…..)は日本語では文末、英語では文頭と、まったく逆なのです 実は、日本人が英語を苦手としている原因の一つは、この語順の違いにあります。
上記文のように、日本語では最後の言葉を聞き逃すまいと、無意識のうちに文末にくる言葉に意識が集中しているのです。そのため、英語を聞く時に、最も肝心な文頭の部分を聞き逃したり、聞いたとして意識が文末に集中しているために、忘れてしますことが多いのです。
英語の質問を聞き取る学習方法
では、どのようにして、この違いを克服するか? 私がレッスンで行うのは下記のようなトレーニングです。 私が英語で少し長い文を話し、生徒さんが文頭の部分だけを和訳するという訓練です。
例えば
Do you remember the name of the restaurant we went last week?
と私が話したら、生徒さんは
「覚えてる?」
と、この箇所だけを訳するのです。
What was the name of the city that had a big earth quick ten years ago?
「名前何だっけ?」
このような練習を数多く行います。自然と文頭に意識が行くようになるまで繰り返し練習します。
このトレーニングがスムーズにできるようになってきたら徐々に訳する個所を、頭のほうから順に増やしてゆきます。 そうすることでリスニング力が着実に上がってゆきます。
英語の質問を言えるようにする練習方法
英語を話すトレーニングは、まったく逆のことを行います。 私が「先週、俺たちが見た映画のタイトル何だっけ?」と言ったら、生徒さんはWhat was the title?
と答えます。
「彼女が結婚した相手の男性の名前知ってる?」と言ったら
Do you know?
と答えるだけでよいのです。
これも同様に数をこなしながら、徐々に訳する部分を増やしてゆくことで、確実に英語を話すスキルが上がってゆきます。
慣れないうちは頭が混乱することもあるでしょう。 意識しながら練習することで少しずつ上達します。
英語上達者は、決して特別なことを行っているわけではありません。 当たり前のことを、コツコツ、地道に、あきらめず、一歩一歩、歩んでいるだけです。 初級者の方は、このことを心に刻んで頑張ってください。