Hiro's オンライン英会話レッスン
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プライベートパイロットライセンス試験に必要な英語力
当レッスンの受講者Rさんは、中学レベルの文法も十分に理解できない英語力でプライベートパイロットラセンスを海外で取得されました。 この試験はペーパーテストと2時間近くに及ぶ面接試験で、共に英語で行われます。 Rさんは十分な文法知識なしで、この試験に合格されたのです。
プライベートパイロットライセンスの教科書を読んでみると、そこには高校レベルの長文と航空関連の専門用語がびっしりと詰まっています。 中学レベルの文法も十分に理解していなかったRさんが、このプライベートパイロットライセンスに合格できた要因が何であるかを、ここでは述べたいと思います。
① 第一に十分な知識が備わっていた点
日本語であれば問題なく合格できるほどの知識がすでに備わってあり、英文を読んだ時にある程度何について述べているかを推測できた点です。英語圏で仕事をする際に求められるのは、実は英語力以上に専門知識となることが多いのです。
② 物おじしない性格
Rさんはブロークンイングリッシュであっても、街中で外国人に話しかるほど、積極的な性格の持ち主です。最近のプライベートパイロットの面接試験では、英語力のハードルが高くなっているようです。
それでも、実践の会話では正しい英語が話せるかどうかより、相手の言うことを理解し、それに対して相手の求めている答えをスムーズに提供できるかが重要です。大切なのは正しい英語よりも、相手が必要としている情報を出来るだけ早く提供することです。日本人の英語学習者には英語の正しさばかりを意識しすぎて返答に時間がかかり、会話にならないケースが多く見受けられます。
例えば
「私は明日仕事が休みなので、家族と一緒に買い物でも行こうかと思っています」
という日本語を、日本語を学習している外国人が1分くらいかけて、ゆっくりと話したと考えてください。よほど根気のある人か、お金をもらって日本語を教えているのでもない限り、会話を続けるのは困難だと思います。
では、同じ内容を次のよう言われたとしたらどうでしょう。
「明日仕事ない。家族、一緒、買い物行くね」
ブロークンな日本語ではありますが、これを5秒程度で話すことができれば、スムーズにコミュニケーションを取ることが可能です。筆記試験などでは前者の方が高いスコアをマークするでしょうが、実践の会話で求められるのは、まさに後者の会話力なのです。
Rさんの場合は、英語に文法的な間違いがあったとしても、相手の質問に対して間髪入れず、余計ないことを言わずに最低限必要な情報を話すことが出来た点が評価されたのだと思います。
試験に備え、当レッスンで行った取り組み
語順と時制を徹底訓練
初心者レベルの方には、時制の間違いがよくみられます。しかし、英語に限らず日本語でも、時制を間違えると、往々にして誤った情報を伝えてしまうことになります。 そして、次に語順です。英語では語順を間違えてしますと、これもまた全く違う意味になっていまいます。
そのため、語順と時制を徹底して練習しました。 具体的にどのような練習かというと、私が日本語で矢継ぎ早に文を与え、それをRさんが英文に訳する瞬間反訳トレーニングです。
このトレーニングを行ったことで、フリートーキングの時には、徐々に語彙や時制の間違いが少なくなってゆきました。
私がレッスンの中で覚えてもらった文法はせいぜいこれくらいです。Rさんは1年以内での合格を目指していたので、限られた時間の中でやるべきものを最小限度に絞る必要がありました。 もし、文法を中心に学習していたならば、合格に必要なスキルを身に着けることは不可能だったと思います。
ある程度の語彙と、中学で習う英語語順や時制などの理解があれば英語での会話は可能です。
まとめると プライベートパイロットの筆記試験で求められるのは英文法の知識よりもAviationに関する知識。 面接試験では、時間をかけて正しい英語を話すよりも、多少ブロークンであっても相手の質問に対して正しい情報をスムーズに答える能力。