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あえて英語を直訳で覚えることのメリット
語順通りの直訳ができると、その反対、反訳が簡単に出来るようになる。 直訳した日本語は往々にして不自然な日本語になります。しかし、あえてその不自然な日本語に慣れたほうが、本来の意味をとらえるのに便利な場合があります。
例えば
Is this taken?
ある教科書ではこの英語の意味を
「この席開いていますか?」
と表現しています。
そのために、突然このようなことを聞かれた時に、空いている場合"Yes"「はい」と答えてしまうことになります。 本人は「はい、空いていますよ」と言ったつもりでしょうが、伝わる意味は「はい(空いていません)」となるのです。
どういうことかというと、この英語の直訳は「ここ(この席)は取られていますか?」です。 つまり、「はい」と言ったら「はい、(この席は取られています)」=空いていません、となってしまうのです。
Do you mindも同様に直訳で覚えたほうがよい英語です。 Do you mind if I smoke? を「煙草を吸ってもいいですか?」と覚えてしまうと、「はい、どうぞ」という意味で"Yes"と言ってしまう人がいます。
しかし、Do you mindの直訳の意味は、「あなたは気にしますか?」ですから、「私が煙草を吸ったら気にしますか(つまり困りますか)」というのがこの英語の意味なのです。
ですから、"Yes"と言ってしまったら、「はい、困ります」=だから煙草を吸わないでください、となるわけです。
Do you mind if~と聞かれたら、「あなたは気にしますか?」、そしてIs this takenは「この席取られていますか」と直訳で覚えておいた方が、瞬時に本来伝えたいことが口から出てきます。
このように、直訳で英語を覚えておいた方が実践で使える英語が身に付きやすいということがあるのです。