単語は文とセットで覚える
英単語を文とセットで覚えると、スピーチ、ライティング力の完成度が高くなります。
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単語を覚える学習をしている時に、単語が中々覚えられず「自分って何でこんなに覚えが悪いのだろう」とか、「せっかく覚えたのに、なんで忘れてしまうのだろう」と思うことはありませんか。
私も過去に何度か単語帳を作ってはみたものの、いざ覚えようとすると覚えられず、自分の記憶力の悪さに嫌気がさしてギブアップしたのも1度や2度ではありません。
私が英検1級の試験準備のために購入した「出る順で最短合格! 英検1級単熟語 EX」(以下:出る順)を初めて見た時、理解できる単語は1割もありませんでした。
この本には2,300以上の例文が掲載されており、中には、私がそれまで目にしたこともない単語もありました。
出る順の左ページには単語とその意味、右ページに例文と和訳が記載されています。 私はこの時から例文の反訳(和文英訳)で、文をまるごと覚える学習方法を変えました。
気軽にはじめた反訳トレーニングですが、英語を文丸ごと覚えるこのメリットは、思っていた以上に大きく、この学習方法にのめり込みました。
その理由は、この学習が自分の英語力の上達にはっきりと反映されていることが実感できたからです。
繰り返し反訳トレーニングを行うことで、一つの文の中だけでも、知っておくべき文法や、表現、また私が苦手としていたat,of,toなどの前置詞の正しい使い方が身につきました。
例えば、「出る順」の第2版の1ページ目には次の単語が掲載されています。
左ページ
Alternative 代わりの
右ページ
Biofuels are used as an alternative to gas. バイオ燃料はガソリンの代替え物として用いられる。
この一文だけでも、覚えれば応用の聞く個所が何か所かあります。
日本人が英語を話す時、助詞の「の」を見ると、すぐにofを使ってしまいます。
「ガソリンの代替え物」はofではなく"alternative to gas"です。 基本的な文法を理解しながら、前置詞を含んだ英文を数百と作ることで、自然と前置詞の正しい使い方が身体にしみ込んでゆきます。
「バイオ燃料」という単語も、普段から使っていないと、biofuelという単語はすぐには出てきません。例文で覚えることで、複数の単語を覚えられ、また、過去に覚えた単語が例文の中に出てくれば、使う頻度を増やすことで忘れなくする効果があります。
この文の骨格は
「AはBの代替えとして使うことができる」
A is/are used as an alternative as B.
です。
この文構造を覚えてしまえば、AとBに必要な単語を入れて文を作ることが可能になりなります。
日本人が英語を話したり書いたりする際に見落としがちな冠詞のa,theや複数名詞のs、そして三単現のsを意識するようになります。
私のレッスンでは添削のサービスを行っていますが、生徒さんが書く英語には、前置詞のa/theや三単現のsの欠落した文が数多く見受けられます。
反訳に取り組む前の私は、自分でもブロークン英語を話しているなと感じることが時々ありました。 しかし反訳トレーニングで英検1級レベルの例文を2,300以上覚えてからというもの、飛躍的に自分の英語力が上がったことを実感しました。
そして、この学習方法を実践していただいている受講生様の英語力は、着実に上達しています。