英語が聞き取れるまで費やした時間

英語が聞き取れるまで費やした時間

質問:
リスニングの特訓というのは、聞く量と言われますが、ヒロさんは実際に日本人としてアメリカに行かれて聞き取れるようになった今、日本人が日本でビジネス英語のリスニングを体得できるレベルとはどのあたりですか?

回答:
大まかではありますが、リスニングに2000時間以上を費やしたあたりではないでしょうか。 リスニングはただ聞いただけで上達するものではなく、文法の勉強や語彙を増やす取り組みも必要です。
すべての学習を合計すると3000〜5000時間は費やしていると思います。 私がアメリカへ行った時の仕事は不動産業界でした。ちなにみ、渡米の1年ほど前に受けたTOEICのスコアは280点でした。

渡米当初は積極的にアメリカ人の友達を作り、文法もよくわからないまま会話をしていました。相手の言っている内容は1割から8割とかなり開きがあります。 後に不動産の資格試験California Sales PersonとBrokers Licenseの(日本の宅地建物取引主任者に相当)資格を取得しました。
この時点で、不動産に関するリスニングが飛躍的にアップし不動産に関する内容であれば8割程度は理解できていたと思います。
しかしながらシンプルな日常会話が聞き取れないことがあったり、とてもアンバランスな状態でした。

リスニング学習について私なりにアドバイスできること。

@ 単語の意味、文の内容を分かった状態で繰り返し聴き、できるだけ多くの英語を同様にして学習する。 例えば A tsunami hit the coastal area of the country. この中でcoastalの意味が分からない状態で100回聴いたとしても、coastalの意味は理解できるようにはならず、結局この文の肝心な部分を理解することが出来ないわけです。

しかし、1度聴いて理解できない個所を辞書で確認すれば[coastal=沿岸]であることが分かります。 この状態で聴けば[津波がその国の沿岸地方を襲った]と理解でき、繰り返し聴くことで[英語→日本語]の理解が次第に[英語→映像]として見えるようになります。 つまりapple[アップル]を聴いてリンゴの映像が頭に浮かぶというレベルです。
大量の英語を聴くことは大切ですが、上記の学習プロセスを行うかどうかで効果に大きな開きが現れると思います。

A 単語は他の単語との組み合わせのセットで覚えるとよいです。 [Custom→習慣]のように英語を聴いて、それを英語で理解できてもcustomを会話の中で使えるとは限りません。 [その土地の習慣に従う→follow the local customs]のように覚えた方が、実践で使える確率が高くなります。

語い力を増やす具体的な学習は下記ページをご覧ください。

語彙を増やす学習方法