勉強時間の管理方法

勉強時間の管理方法

英語の会話力が伸びない原因は、勉強時間を管理することで明らかになる。

私がこれまでの間、英会話の勉強を最も集中して行ったのはロス(ロスアンゼルス)で の滞在期間です。

勉強時間を管理することの重要性を実感した時期でもあります。

皆さんの中に、
「どんなに勉強しても中々英会話が出来るようにならない」
と英会話の勉強が嫌になりかけている方はいませんか?

さて、ここで質問です。
今日まで、英会話を実際に話すことに費やした時間、まはた英語の音読やシャドーゥイングを何時間行ってきたか答えられますか?

私も初級レベルのころは、気にも止めませんでした。
しかし、ロスに滞在することになり、本腰を入れて英会話の勉強を始め勉強の時間管理をするようになってから、各勉強の時間を知ることの大切さを知ったのです。

私がロス滞在中に記録した勉強時間の管理内容は以下のとおりです。

1英語を読む(洋書、仕事の書類、不動産資格試験の教科書等)
2英語を聞く(ラジオ、映画、テレビ等)
3音読、シャドーゥイグ
4英語を書く(手紙、メール、写し書き等)
5英会話(友人、仕事の同僚、レッスン等)

記録方は大ざっぱに10分刻みで記録しました。
そして、記録をつけるようになってから数日後、重要なことに気がついたのです。

それは、アウトプットの時間が圧倒的に少ないということです。
英会話の上達には、バランスのとれた勉強が必要です。

聞く読むのインプット、そして書く話すのアウトプットです。

私の場合、書くことと話すことが極端に少なかったのです。
これは私に限らず、初心者の方のほとんどがそうだと言っても過言ではありません。

そして英語を話す時間(音読、シャドーゥイングを含む)が極端に少ないという致命的な点に気がついたのです。

英語を勉強するのであれば、それでも特に問題はありません。
しかし、英会話を身につけようと思っている人にとっては致命傷です。

英会話はテニスで言えば、相手のいるコートの中で実際にボールを打ち合うことです。
テニスのレッスンをしたことがある人であれば分かりますが、初級者のレッスンでは、基本的な打ち方を体に染み込ませるために、何度も何度も素振りを行います。

次にコーチの出す球を実際に打ってみるわけです。
そうやって、体に打ち方を覚えさせるわけです。

英語の音読やシャドーゥイングは、テニスに例えると素振り、またはコーチが出してく
れたボールを打つ練習に等しいのです。

英語を頭で考えるのではなく、口に覚えさせるのです。

日本にいながらこの練習(音読、シャドーゥイング)を行わずして会話力をアップさせ るには、相当の期間を要します。

「別にそんなことしなくても、英会話教室などでネイティブとの会話する時間を多く持 てばいいじゃないか」
と思う人もいることでしょう。

ではお伺いします。
英会話教室であなたが実際に講師と会話できる時間は何分でしょう?
私がお伺いする対象者はあくまでも初心者の方です。

中級上級レベルの人であれば1時間でも2時間でもマンツーマンで会話が可能ですが、 初級レベルでは非常に困難です。

ちなみに、私は初級レベルの頃からネイティブのプライベートレッスンを受けていたの で、それがよく分かります。

私が英会話教室を運営していた時は、1クラスの上限を5人にしていました。
初級者といえども教科書を使わずに主にフリーカンバセーションを行っていました。

そうすると、講師が各生徒に均等に話す機会を与えたとしても、一人の生徒が実際に話 す時間は1時間のレッスンの中では、せいぜい5分がいいところです
一人5分話せば5人で25分。

残りの時間は講師が話しています。
これが現実です。
話すことに消極的な生徒様であれば、一言二言で終わってしまいます。

このペースで100レッスン受けても、5×100で500分。
9時間にも満たないのです。

100レッスンといえば、1週間で1レッスンとして1か月で4レッスン。
年間50レッスンとして2年分のレッスン量になります。

レッスンの中で生徒が話せる時間は2年間でたったの9時間です。
このレッスンだけで話せるようになる方が奇跡です。

初級レベルの人は、まずこのことに気がつくことが重要なのです。

このことに気がつかないと
「ああ、2年間も英会話教室に通ったのに、ちっとも上達しない。
やっぱり自分には才能がないんだなあ」
とあきらめてしまうのです。

しかし、この事実に気がつけば
「9時間しか話してないんだから話せるようになるわけがない」
と分かるわけです。

そこで、
「もっと話すことに重点を置いた勉強をしなくてはならない!」
と気がつくわけです。

つまり、勉強時間の管理を行うメリットは 出来ない!のではなく、行っていない!ことに気がつくことです。